おはようございます。
前に少し記事にしましたが、私は学生時代、運動会(体育会のこと)で部活一色の生活を送っておりました。
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先週末、年2回開催される特に重要な試合「関東学生リーグ」があり、久々に後輩の応援に行く事にしました。
ところどころ解説やうんちくがありますが、学生時代ソフトテニスやっていた人は飛ばしてもらって大丈夫です。
ソフトテニスやってないけど読むのめんどいという方→
「だいたい硬式と一緒」
硬式も知らんが読むのめんどいという方→
「ボールがコートの中に入ったらいい」
と思ってもらえれば大丈夫です!
白子へGO
会場は千葉県長生郡の白子町のテニスコート。
朝8:30の試合開始に間に合う為に5時前に家を出て、総武線快速~外房線で千葉県を横断。
[地図]
隣の県だけど、名古屋より遠く感じる・・・千葉新幹線とかできないですかね?いらないかー。
7時過ぎ、こりん星こと茂原の駅に到着。
バスに揺られてやっと現地到着。前回白子に来たのは5、6年前で、その時も後輩の応援でした。結婚して大阪行って子ども産まれてとかしてたらあっという間に年月が経ってしまった。。
朝早いけど、関東中の大学60校以上*男女が集まるので既に大変な熱気。あちこちから聞こえるボールの音、ラケットや部旗・ドリンクを抱えて移動するウェアーの集団・・・ううっ懐かしい。
関東学生リーグとは
関東中の体育会が参加して行われるリーグ戦。試合は団体戦で、120校全部総当たり・・・ではもちろん無く、男女とも上位ごと6校ずつ区切って部が分かれている。
その6校の中で総当たり戦して、優勝したら上の部の最下位校と「入れ替え戦」をして、そこで勝ったら上に上がるという仕組み。
現在の一部校は
(男子) 早稲田、明治、國學院、日本体育大学、法政、中央
(女子) 日本体育大学、明治、東京女子体育大、早稲田、立教、慶應義塾
日体や早稲田は私が現役の頃から強豪だったけど、中には昔はもっと下の部だったり部員がいなかった、という大学も。逆にかつての一部校が今では下の方に下がっていたり。キープするのはほんとにほんとに大変なんですね・・・。
試合開始
現役さんに合流して、いざ試合開始!
団体戦は、女子はダブルス2本、シングルス1本の3対戦。昔(私が現役の頃)はダブルス3本対戦でしたが、私が卒部する直前にうち1本がシングルスになりました。
ちなみに、以前シングルスではコートの面を半分に区切って試合してました。
さすがに面白みに欠けたのか世界に浸透するよう硬式に合わせたのかセンターラインを引くのが大変だったのか、今はサイド除く全面で、とルールが変わっています。
公式の試合だと、まず全員で礼をして、トス(サーブ権の確定)して、一対戦目の試合が始まります。
おそろいのグラコンで並んで礼をする姿を見ると、胸に迫るものが(早い)。愛校精神薄目な私ですが、大学名の入ったおそろいのグラコンを見ると「いいなぁ」と思います。
自分のは遥か昔に後輩にあげてしまったのでもうないけど。。
日体や早稲田などの強豪校では部員が沢山いて、全員が学校名が入ったウィンブレやグラコンを着てビシっと並んでいて(強いところはミズノやYONEXから提供されたりする)、かっこいいなと思います。もちろん早稲田のウィンブレの色はえんじ。
1対戦目の試合開始しながら、双方で交互に「エール」を行います(やらない場合もある)。
これは自校の応援歌を全員(プレーしている選手以外)で歌ったのち、互いの健闘を祈るというもの。
この儀式があるので、自校の応援歌はもちろん、よく試合する六大学の応援歌もなんとなく覚えたりするのです。たぶん他の運動部も似たような感じ。
そんなこんなで試合開始。
試合の流れ、そして結果は
この日はリーグ戦全5対戦のうち後半2対戦を行いました。
1戦目勝利し、最終戦が終わる前の時点での順位は1位。しかし、最終戦の大学は1敗なので、もし負けると1敗どうしの直接対決での敗戦となり、優勝を逃す事に。つまり、最終戦が事実上優勝決定戦でした。
1本目のペアは二回生・一回生のペアで、ポイントは取ったり取られたりで競った試合。
私自身の記憶では、リーグ戦の中でも緒戦や大事な試合は校内戦の10倍位疲れました。
1ポイント終わるごとにぜいぜい。中には過呼吸になる選手もいるくらい。。そして競ってる時はとにかくメンタルも消耗する。
そんな時に支えになるのは、やっぱり
普段の練習量と質。練習でやっていない事は試合ではできない。あんだけやったから大丈夫、と思える。
あと、我慢。焦って早く決めたい!と思って無理なシュートを打つとアウトして自滅してしまったりする。粘って粘ってチャンスが来たら決める。それかその前に相手がミスってくれたりする。
そしてなんといっても応援。後ろから声援が聞こえるとほんと力になる。
そんな訳で、とにかく応援し続けてし続けておりました。
とにかく2人がしんどい中頑張って一生懸命踏ん張ってるのを見るとそれだけで泣きそうだったり・・・。
最終的に、競った試合でしたが少しずつ相手の得意技を封じて勝つ事ができました。
第2戦はシングルス。これまで過去のリーグもずっと全勝してきた4回生の試合。相手の嫌がるえぐいボールをがしがし打ってて、相手が気の毒になってくる。。
テニスってほんと性悪なスポーツだな、と改めて思ったり。(褒めてる。)
途中ちょっと疲れも見えたけど、締めるところきちっと締めて、時に遊びも見せつつ?勝利。全勝おめでとう!
第3戦は競って競って今度はファイナルで負けてしまったけど、相手もかなり強いペアでした。惜しかった~。
こうやって見ると、一見下の方の部にいるけど、レベルはかつて上の部にいた頃より遥かに高いと感じました。
一度部員不足で最下部からやり直しになった過去があり、一番下からだと他の部より学校数多かったり強豪の参入があったりで這い上がるのがとにかく大変なんですよね・・・。
今回のメンバーはそのぶ厚い壁を突破して抜け出して、さらに今回また優勝。世が世なら3部や4部でもいけたと思う。
全勝した4回生の子は国立七大学戦でも個人優勝していて(これは物凄く凄い事!)、ほんと凄い。凄いしか言ってない。
単にテニスがうまいというだけでなく、強くなる為の努力や外に飛び出しての挑戦、辛抱強い勧誘・・・偉かった。君はどこにいてもやっていける、と思う。とかなんとか、この4年間ろくに応援に来れてなかったOGが言うのもなんなんですけどね。
下級生たちも一生懸命さが伝わってくるし、今回勝ち越しできて努力と成長感じるし、ずっと応援していきたいです。気持ち的にもお金面でも。
なんか気づけばだいぶ熱い・・・暑苦しい感じになってしまいました。現場からは以上です。
おまけ
あまりに暑かったので、つい、カッとなって試合会場で買ってしまいました。
GOSENのキャップ。GOSENは元は合成繊維の会社で、ガットといえばゴーセンという感じ。
しかし、買う前に十分日差しを浴びてしまったらしく、今唇が火ぶくれしてめっちゃ痛い・・・とほほ。
そして日焼け止め塗ってなくてこのありさま。
教訓:白子に応援に行く時は、日焼け止めとリップクリームを持っていきましょう。
おしまい。